生成AIで営業の提案資料を作る方法【2026年版】任せる作業・依頼文・ツールと注意点

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確認日:2026年9月24日。Microsoft・Google・Anthropic・OpenAI・Gamma の公式ヘルプと公式料金ページ、個人情報保護委員会と経済産業省の公表資料で確認しました。この記事は2025年6月に公開した「生成AIを活用したプロ級提案資料作成術」を、2026年時点の機能と注意点に合わせて全面的に書き直したものです。

はじめに:この記事で分かること

営業の提案資料は、顧客の話を整理し、筋の通ったストーリーにまとめ、スライドの形に整えるまでに時間がかかります。2026年の今は、PowerPoint や Google スライドの中に AI が入り、チャットの AI もスライドのファイルを直接作れるようになりました。

ただし、AI に「提案資料を作って」と頼むだけでは、どの会社にも当てはまる薄い資料になりがちです。大事なのは、どの作業を AI に任せ、どこを人が決めるかを分けることです。この記事では、次の順番で説明します。

  1. 提案資料づくりのどの工程を AI に任せられるか
  2. AI と一緒に提案資料を作る手順
  3. そのまま使える依頼文(プロンプト)のテンプレート
  4. スライドを作れる AI 機能・ツールと料金(2026年9月時点)
  5. 顧客情報を扱うときの注意と、学習に使われない設定
  6. 数字や事例の事実確認と、デザインを整えるコツ

旧記事でお伝えした「自分を売り込むのではなく、相手の課題を解決する」という考え方は、AI を使っても変わりません。AI は、課題の整理と資料づくりの手間を減らす道具として使います。

提案資料づくりのどこを AI に任せるか

提案資料づくりを工程に分けると、AI に向いている作業と、人が判断すべき作業がはっきりします。目安は次のとおりです。

工程AI に頼むこと人が決めること・確かめること
顧客課題の整理商談メモや議事録から、困りごと・原因の仮説・次に聞く質問を整理するどの課題を提案の中心に置くか。メモにない推測が混ざっていないか
構成案課題から結論までの流れと、スライドの枚数・順番の案を出す読み手(決裁者か現場か)に合っているか。自社が本当に約束できる内容か
各スライドの文案タイトル(結論の1文)と箇条書き、発表者メモの下書き言い回しが顧客の言葉になっているか。数字や固有名詞が正しいか
図表のアイデア比較表・流れ図・グラフなど、見せ方の案を出すグラフの数字の出典。図が主張を誇張していないか
想定問答顧客の立場になりきって、質問や反論を洗い出す回答の中身。価格や契約条件など、社内で確認が必要な答え
見直し話のつながり、根拠のない主張、表記の揺れを指摘する最終的に出すかどうかの判断。社内の承認

ポイントは、AI の出力を「下書き」と「指摘」として使うことです。Microsoft も PowerPoint の Copilot のヘルプで、作られた資料は AI が生成したものなので人が確認して直すように、と明記しています(出典)。

AI と一緒に提案資料を作る手順

実際の流れを7つのステップにまとめます。いきなりスライドを作らせず、文章で中身を固めてから見た目を作るのがやり直しを減らすコツです。

  1. 材料をそろえる:商談メモ(議事録)、顧客の公開情報(公式サイト・IR 資料など)、自社の製品資料や過去の提案書、会社のスライドテンプレートを手元に集めます。録音や文字起こしをするときは、事前に相手の了承を得ます。
  2. 顧客の課題を整理させる:商談メモを渡して、困りごと・原因の仮説・次に聞く質問を出してもらいます。どの課題を中心にするかは自分で決めます。
  3. 構成案を作らせる:読み手と枚数を指定し、各スライドの「結論の1文」を並べた構成案を作ってもらいます。タイトルだけ読んで話が通じるかを確認します。
  4. 各スライドの文案を作らせる:1枚ずつ、タイトル・箇条書き・発表者メモを作ってもらいます。数字は自分が渡した材料からだけ使うよう指示します。
  5. スライドにする:会社のテンプレートを開いた状態で、PowerPoint の Copilot や Claude for PowerPoint などに構成と文案を渡して作らせます。あるいは、自分でテンプレートに流し込みます。
  6. 想定問答と見直し:AI に顧客役をさせて質問や反論を出してもらい、資料に足りない点を補います。最後に、話のつながりと根拠のない主張をチェックさせます。
  7. 事実確認と最終チェック:数字・社名・日付・事例を一次資料で確かめ、社内のルールに沿って上司や関係部署の確認を受けてから提出します。

自社の製品資料や過去の提案書は、毎回貼り付けるより、AI が読める形にまとめておくと楽になります。方法は 手元のデータを「AIが読めるナレッジ」に変える実践ガイド で紹介しています。

そのまま使える依頼文テンプレート

上の手順に合わせた依頼文です。【 】の部分を自分の案件に書き換えて使ってください。ChatGPT・Claude・Gemini・Copilot のどれでも使える書き方にしています。

1. 顧客課題の整理

あなたは法人営業の提案準備を手伝うアシスタントです。
次の商談メモから、顧客の課題を整理してください。

# 前提
- 当社:【会社名】/ 提供するもの:【商品・サービスの概要】
- 顧客:【業種・規模(社名は伏せてよい)】
- 商談メモ:
【ヒアリング内容を貼り付け】

# 出力してほしいもの
1. 顧客が困っていること(事実として話していたこと)
2. その背景にありそうな原因(推測は「推測」と明記)
3. 優先度が高そうな課題トップ3と、その理由
4. 次回までに確認すべき質問(5つ)

メモに書かれていないことを事実のように書かないでください。

最後の1行のように、メモにないことを事実として書かせない指示を入れておくと、AI が話を膨らませるのを防ぎやすくなります。

2. 構成案

上で整理した課題をもとに、提案資料の構成案を作ってください。

# 条件
- 読み手:【決裁者 / 現場の担当者 など】
- 枚数:表紙を含めて【10】枚以内
- 流れ:現状と課題 → 解決の方向性 → 提案内容 → 効果の見込み → 進め方と体制 → 費用 → 次のステップ
- 各スライドについて「タイトル(結論を1文で)」「伝えたいこと1つ」「載せる材料」を表で出す

まだ文章は書かず、構成だけを出してください。
足りない材料があれば、最後に一覧にしてください。

3. 各スライドの文案

構成案の【3】枚目のスライドの文案を作ってください。

# ルール
- タイトルは結論を1文で(30字以内)
- 本文は箇条書き3〜4点、1点は40字以内
- 専門用語は使わず、顧客の言葉(【例:受注処理、転記作業】)で書く
- 数字は私が渡した材料にあるものだけを使い、ないときは【要確認】と書く
- 話すときの補足は「発表者メモ」として別に書く

4. 図表のアイデア

次のスライドの内容を、図や表で分かりやすく見せる案を3つ出してください。

【スライドのタイトルと本文を貼り付け】

# 出力
- 図の種類(比較表、手順の流れ図、before/after、グラフなど)
- 図に入れる要素と配置
- その図が向いている理由
- グラフにする場合は、使う数字とその出典(私が渡した材料のどれか)

5. 想定問答(AI に顧客役をしてもらう)

あなたは【顧客の業種】企業の【役職:例 情報システム部長】です。
次の提案資料を読んで、商談の場で出そうな質問や反論を10個挙げてください。

【資料の本文、またはファイルを添付】

# 出力
- 質問・反論
- その人がそう思う理由
- 回答の方向性(資料に根拠がない場合は「追加で調べる必要あり」と書く)
- 資料に追記したほうがよい点

6. 提出前の見直し

次の提案資料を、提出前の最終チェックとして見直してください。

【資料を添付】

# チェック項目
1. 各スライドのタイトルだけを順に読んで、話がつながるか
2. 数字・固有名詞・日付の一覧(それぞれの出典欄を空けておく)
3. 根拠が書かれていない主張
4. 顧客の社名や表記の揺れ
5. 1枚に情報を詰め込みすぎているスライド

修正案は出してよいですが、資料そのものは書き換えず、指摘の一覧で返してください。

7. スライド生成ツールに渡す指示

次の構成と文案をもとに、スライドを作成してください。

# デザインの条件
- 16:9、【会社のテンプレート / 添付の資料】のデザインに合わせる
- 色はメイン1色+アクセント1色+グレー
- 1スライド1メッセージ。文字は詰め込まない
- 図やグラフは、後から編集できる形(画像ではなく図形・グラフ)で作る
- 数字の入った箇所は、元の文案から変えない

# 構成と文案
【構成案と各スライドの文案を貼り付け】

毎回同じ依頼文を貼るのが手間なら、Claude の「スキル」や ChatGPT for PowerPoint のスキル機能に手順として保存しておけます。スキルの考え方は Claude Code の「スキル(Agent Skills)」入門 で解説しています。

スライドを作れる AI 機能・ツール(2026年9月時点)

2026年9月24日時点で、各社の公式ページで確認できた主な機能をまとめます。どれも後から編集できるスライドを作れるのが共通点です。

機能・ツールできること使える人(公式ページの記載)
PowerPoint の Copilot(Microsoft)Copilot 画面の「Agent Mode」で、指示から構成案→スライドを作る。Word ファイルを元に作ることもできる。会社のテンプレートから始めるとデザインを引き継ぐCopilot を含む Microsoft 365 の契約が必要
Google スライドの Gemini「プレゼンテーションを生成」で、指示と Drive の資料から複数枚のスライドを作る。既存資料のデザインに合わせられるWorkspace の Business Standard/Plus・Enterprise Standard/Plus、Google AI Pro/Ultra など。生成は現在デスクトップ・英語のみ
Claude のファイル作成チャットで頼むと .pptx ファイルを作ってダウンロードできる(1ファイル30MBまで)無料プランを含む全プラン。設定の「Capabilities」でオンにする
Claude Slides(ベータ)会話の中でスライドを作り、その場で編集・発表したり、PowerPoint や PDF で書き出したりできる。2026年9月16日に発表有料プランでベータ提供(Pro・Max から順次)
Claude for PowerPointPowerPoint のアドイン。テンプレートのレイアウトや色を読み取り、スライドの作成・部分修正、箇条書きから図やグラフへの変換ができるPro・Max・Team・Enterprise。PowerPoint の Web・Windows・Mac 版
ChatGPT for PowerPointPowerPoint のアドイン。資料からの下書き作成、スライドの追加・修正、ストーリーの確認ができるFree・Go・Plus・Pro・Business・Enterprise など(Free と Go は利用量が限られる)
ChatGPT Work指示や元資料から資料を作る。Google スライドにも対応。既存の資料をテンプレートとして使えるプランや設定により異なる
Gammaプロンプトからスライドを作る専用サービス。PDF・PPTX の読み込み、PPTX・Google スライド・PDF への書き出しに対応無料プランあり(登録時400クレジット、1回の指示で最大10枚)

出典:Copilot で新しいプレゼンテーションを作成、Google スライドで Gemini を使ってプレゼンテーションを生成、Claude でファイルを作成・編集、Claude 公式ブログ(2026年9月16日)、Claude for PowerPoint、ChatGPT for PowerPoint、ChatGPT Work での資料作成、Gamma の料金ページ。

日本語で使うときの注意

  • Google スライドの「プレゼンテーションを生成」と「スライドを生成」は、ヘルプにデスクトップ版・英語のみと書かれています(出典)。一方、スライド横の Gemini パネル(文章の作成・書き直し、画像の生成、要約など)は日本語に対応しています(対応言語)。
  • PowerPoint の Copilot のよくある質問には「多くの言語に対応しているが、品質は英語が最も高い見込み」とあります(出典)。日本語で作った資料は、言い回しを特に丁寧に見直しましょう。
  • Microsoft は2026年に「Microsoft 365 Copilot」の名前を「Microsoft Copilot」に変更中で、画面や資料によって呼び方が混在しています(出典)。

料金の目安(2026年9月24日時点)

サービス料金(公式ページの表示)
Microsoft 365 Personal(個人)年21,300円または月2,130円。PowerPoint などで Copilot を使える(使用量の上限あり)。公式
Microsoft 365 Copilot Business(法人のアドオン)1ユーザー月3,148円相当(年払い・税別)。2026年12月31日までは割引で2,698円相当。対象の Microsoft 365 法人プランの契約が前提。公式
Google Workspace Business Standard1ユーザー月1,600円(税別、通常価格)。公式
Google AI Pro(個人)月2,900円。公式
Claude Pro月20ドル(年払いなら月17ドル)。Team は1席月25ドル(年払いなら月20ドル)から。公式
ChatGPTGo 月1,400円、Plus 月3,000円、Pro 月16,800円から。公式
Gamma無料プランあり。Plus は年払いで月1,440円相当(年17,280円)。公式

料金やキャンペーンはよく変わります。申し込む前に、必ず各社の公式ページで最新の金額と条件を確認してください。

どれを選べばいいか

  • 会社で Microsoft 365 を使っていて、PowerPoint のテンプレートが決まっている → PowerPoint の Copilot か、PowerPoint のアドイン(Claude for PowerPoint・ChatGPT for PowerPoint)
  • 会社で Google Workspace を使っている → Google スライドの Gemini(日本語の資料は、今はパネルでの文章作成や画像生成が中心)
  • まずは構成と文案を固めたい、ファイルで受け取りたい → Claude や ChatGPT のチャットで作り、会社のテンプレートに流し込む
  • デザインのたたき台を短時間でたくさん見たい → Gamma などのスライド専用サービス(顧客情報を入れる前に、会社の許可を確認)

提案書を Word でまとめる場合は Claude for Word の解説、デザイン寄りの資料づくりは Claude Design を触ってみた、ChatGPT のデスクトップアプリでの作業は ChatGPT Work 入門 も参考にしてください。

顧客情報を扱うときの注意

提案資料には、顧客の社名・担当者名・取引条件・社内の課題など、外に出してはいけない情報が多く含まれます。AI に入力する前に、次の3点を確認しましょう。

1. 入力してよい情報を分ける

区分例扱いの目安
入力してよい公開されている会社情報、自社の公開済み製品情報、社名を伏せた課題の要約個人向けプランでも比較的使いやすい
会社が認めた環境でのみ商談メモ、見積もりの金額、顧客の社内資料、未公開の自社情報会社契約の AI(法人向けプラン)など、社内ルールで許可された環境だけで使う
入力しない個人の連絡先や評価、パスワード、契約で第三者提供が禁じられた情報AI に入れない。必要なら「A社」「担当者B」のように置き換える

個人情報保護委員会は2023年6月に「生成AIサービスの利用に関する注意喚起等」を公表し、個人データを含むプロンプトを入力する場合は利用目的の範囲内か確認すること、入力した個人データが機械学習に使われないことを十分確認することなどを事業者に呼びかけています。

2. 学習に使われない設定を確認する

サービス学習への利用(公式の説明)
ChatGPT(Free・Go・Plus・Pro)設定の「データコントロール」で「すべての人のためにモデルを改善する」をオフにすると、新しい会話は学習に使われない(出典)
ChatGPT Business・Enterpriseデフォルトでビジネスデータを学習に使わない(出典)
Claude(Free・Pro・Max)プライバシー設定でモデル学習への利用を選べる。オフなら保存期間は従来どおり30日(出典)
Claude Team・Enterpriseデフォルトで内容をモデル学習に使わない(出典)
Microsoft 365 Copilot(法人)プロンプト・回答・Microsoft Graph 経由のデータは基盤モデルの学習に使わない(出典)
Gemini(Google Workspace)許可なくドメイン外で人がレビューしたり、モデルの学習に使ったりしない(出典)
Gemini アプリ(個人)「アクティビティの保存」で管理。オフでも72時間は保持され、安全のために人が確認する場合がある(出典)

個人向けプランは、設定を自分で確認・変更する必要があります。会社の業務では、法人向けプランを使うのが基本です。

3. 社内ルールに合わせる

  • 会社で使ってよい AI サービスとプランを確認する(個人のアカウントで業務データを扱わない)
  • 顧客との契約(秘密保持契約など)で、外部サービスへの入力が禁じられていないか確認する
  • 外部から受け取ったファイルには注意する。Claude for PowerPoint の公式ドキュメントは、外部のファイルに隠れた指示(プロンプトインジェクション)が含まれるおそれがあるとして、信頼できるファイルでのみ使うよう注意しています(出典)
  • AI を使って作った資料であることを、社内のルールに沿って記録・申告する

総務省と経済産業省の「AI事業者ガイドライン(第1.2版)」(2026年3月31日公表)は、AI を業務で使う「AI 利用者」が気をつけることも整理しています。社内ルールを作るときの参考になります。

数字や事例の事実確認

生成 AI は、もっともらしい数字や、実在しない事例を作ってしまうことがあります。提案資料の誤りは信用に直結するので、次のものは必ず一次資料で確かめます。

確認するもの確かめ方
市場規模・統計の数字官公庁や調査会社の元の資料を開き、数字・年・単位を照らし合わせる
顧客の会社情報顧客の公式サイトや IR 資料で、社名の表記・事業内容・最新の数字を確認する
導入事例・実績自社で実際にあった事例だけを使う。社名を出す場合は、その会社の許可があるか確認する
効果の見込み(○%削減など)計算の前提を資料に書く。前提が顧客に当てはまるか説明できるようにする
他社製品との比較相手の公式ページで確認し、確認した日付を書く
法律・制度・補助金所管の省庁や公式サイトで、最新の内容と期限を確認する

AI には、確認作業そのものを手伝ってもらうこともできます。次の依頼文で、資料の中の「確かめるべき箇所」を一覧にしてもらいましょう。

次の資料から、事実確認が必要な箇所を一覧にしてください。

【資料を添付】

# 出力
- 数字・固有名詞・日付・事例・他社比較を、スライド番号付きで表にする
- 各行に「確認に使うべき一次資料の種類」を書く
- あなた自身が作った推測や例示が混ざっている箇所には「AIの推測」と印を付ける

Web 検索付きの AI が出典を示した場合も、リンク先を実際に開いて、本当にその数字が書かれているかを確認してください。

デザインを整えるコツ

AI が作ったスライドは、そのままだと「どこかで見たような」見た目になりがちです。旧記事で紹介した「分かりやすい説明の鉄則」のうち、今も役立つものを AI への指示に落とし込むと、仕上がりが安定します。

  • 会社のテンプレートを先に適用する:Copilot と Claude for PowerPoint の公式ドキュメントは、どちらもテンプレートを開いた状態から始めることを勧めています
  • 1スライド1メッセージ:タイトルに結論を1文で書き、本文はその根拠だけにする
  • 色は3色程度:メインの色・強調の色・グレーに絞る。強調は1枚に1か所
  • 余白を残す:文字を詰め込まず、多い場合はスライドを分ける
  • 図やグラフは編集できる形で:画像ではなく図形・グラフとして作らせると、数字の修正が楽
  • 比率とフォントをそろえる:16:9 などの比率と、見出し・本文のフォントを指示に書く
  • AI で作った画像は権利を確認する:実在の人物や他社のロゴに似ていないか、各サービスの利用条件に沿っているかを見る

よくある崩れと直し方

よくある崩れ直し方
どの会社にも当てはまる一般論ばかり商談メモと顧客の言葉を材料として渡し、「顧客の言葉で書く」と指示する
文字が多すぎる「1点40字以内・3〜4点」のように上限を数字で指定する
会社のデザインと合わないテンプレートから始める。チャットの AI なら、テンプレートの .pptx を添付して合わせるよう頼む
数字がいつの間にか変わっている文案を固めてからスライド化し、「数字は変えない」と指示する。仕上がり後に文案と突き合わせる
日本語の言い回しが不自然最後に人が声に出して読み、話し言葉として不自然な箇所を直す

まとめ

  • 提案資料づくりは工程に分け、課題の整理・構成案・文案・図表・想定問答・見直しを AI に下書きさせ、判断は人が行います。
  • いきなりスライドを作らせず、文章で中身を固めてから、テンプレートを使って見た目を作るとやり直しが減ります。
  • PowerPoint の Copilot、Google スライドの Gemini、Claude(ファイル作成・Slides・PowerPoint アドイン)、ChatGPT for PowerPoint、Gamma などでスライドを作れます。Google スライドの一括生成は現在英語のみです。
  • 顧客情報は、会社が認めた法人向けプランで扱い、個人向けプランでは学習に使われない設定を確認します。
  • 数字・事例・他社比較は一次資料で確かめ、社内の確認を受けてから提出しましょう。

参考リンク

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