「操作を録画するだけ」でAIの手順書ができる。Microsoft製OSS「Skill Recorder」をMacに入れて使ってみよう

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はじめに

「この作業、毎回やり方を説明するのが面倒だな」と思ったことはありませんか。

たとえば、経費精算システムに領収書を登録する手順、社内ポータルから特定のレポートをダウンロードして整形する手順、問い合わせフォームの内容を管理シートに転記する手順。どれも一度覚えれば難しくない作業ですが、いざ他の人に引き継ごうとすると、スクリーンショットを撮って、矢印を描いて、説明文を書いて、と手順書づくりに半日かかってしまいます。

しかも、せっかく作った手順書は、画面が少し変わっただけで古くなります。「AIに作業を任せたい」と思っても、AIに何をどうやってほしいのかを言葉で正確に伝えるのは、手順書を書くのと同じくらい手間がかかります。

この「やって見せるのは簡単なのに、文字にするのが大変」という問題を、発想を変えて解決しようとしているのが、Microsoftが2026年7月末に公開したオープンソースソフトウェア(OSS)の Skill Recorder(スキルレコーダー) です。

一言でいうと、自分がいつもどおり画面上で作業しているところを録画すると、AIがその内容を「何をしたかったのか(意図)」と「どういう順番で何をしたか(手順)」に書き起こしてくれるツール です。さらに、その手順をAIエージェントが繰り返し実行できる「スキル」の形にまで仕上げてくれます。

この記事では、以下のことをお伝えします。

  • Skill Recorderで何ができて、何ができないのか
  • Macへのインストール手順(ターミナルに1行貼り付けるだけです)
  • 初回起動時の設定と、録画からスキル生成までの流れ
  • 業務で使うときに絶対に気をつけてほしいこと

想定読者は、「ターミナル」という黒い画面を開いたことはあるけれど、普段からコマンドを打つわけではない、という方です。コマンドはすべてコピー&ペーストで済むように書いていますので、安心して読み進めてください。

Skill Recorderとは何か

「録画」から「手順書」へ

Skill Recorderは、Macの画面上で行った作業を記録するデスクトップアプリです。記録されるのは、どのアプリやウィンドウに切り替えたか、ブラウザでどのページを開いたか、何をクリックしたか、といった操作の流れです。希望すれば、マイクで「ここで金額を入力します」のように声で解説しながら録画することもできます。

録画が終わったら「Analyze(解析)」ボタンを押します。すると、記録された内容が GitHub Copilot(ギットハブ・コパイロット) というAIサービスに送られ、「この人は何をしようとしていたのか」と「そのためにどんな手順を踏んだのか」を文章にまとめてくれます。

「人間向けの手順書」ではなく「AI向けの手順書」

生成される最終成果物は、次の2種類です。

成果物中身用途
Skill(スキル)SKILL.md というテキストファイルに書かれた手順AIエージェントに「これをやって」と頼んだときに実行される
Automation(オートメーション)同じ手順を、決まった時刻や特定のきっかけで動かす設定毎週月曜の朝に自動で実行する、など

SKILL.md は、AIエージェント(人間の代わりに作業を進めてくれるAI)に対する「作業マニュアル」のようなものです。Microsoft Scout、Microsoft Copilot Cowork、Copilot Studioといった、Microsoft系のAIエージェント製品で読み込める形式になっています。

ここで一つ、面白い仕組みがあります。Skill Recorderは、あなたのクリックを機械的にそのまま再現しようとはしません。「この操作は、画面を一つずつクリックするより、コマンドラインツールやWeb取得の機能で直接やったほうが確実だな」と判断すると、AIが使える道具に置き換えてくれます。さらに、一度の録画から一般化もしてくれます。たとえば「フォームを1件登録する」様子を録画すれば、「同じフォームを10件登録する」作業も任せられるようになる、という考え方です。

人向けマニュアルの下書きにも使える

「うちはまだAIエージェントを使っていないから関係ないかな」と思った方も、少し待ってください。

Analyzeの結果は、要するに「操作手順を文章にしたもの」です。これをコピーして整えれば、人間向けの操作マニュアルの下書きとしても十分使えます。スクリーンショットを1枚ずつ撮って説明文を書く作業と比べると、「まず全体の骨組みをAIに書かせて、自分は仕上げだけやる」という流れに変えられます。

導入前に知っておきたい前提条件

インストールに入る前に、必要なものを確認しておきましょう。

必要なもの

項目内容
パソコンMac(macOSがメインの対応環境です。Windows 11とUbuntuにも対応しています)
GitHubアカウントGitHub Copilotが使える状態のもの
インターネット接続インストール時と、Analyzeのとき
ターミナルMacに最初から入っているアプリ(あとで開き方を説明します)

GitHub Copilotについて

GitHubは、プログラムのコードを保存・共有するための世界的なサービスで、GitHub Copilotはそこに付属するAI機能です。Skill Recorderは、この Copilot に解析をお願いする仕組みなので、Copilotが使えるGitHubアカウントが必須です。

無料のFreeプランでもCopilotの利用枠があるため、お試しであれば無料で始められます。ただし、月ごとの回数制限があります。1回の録画に対してAnalyzeを何度かやり直すことを考えると、無料枠では月に十数タスク程度が現実的な目安といわれています。本格的に使うなら、有料のCopilot Pro、または会社契約のCopilot Business / Enterpriseへの移行を検討してください。

事前に用意しなくていいもの

Skill Recorderは「ソースリリース」という形で配布されていて、インストール用のコマンドを1行実行すると、必要なプログラム(Node.jsという実行環境や、Copilot CLIという部品)を自動で取ってきて、あなたのMacの中で組み立ててくれます。

そのため、次のものは事前に入れる必要がありません

  • Node.js(一般的にはインストールが必要な実行環境)
  • Copilot CLI(コマンドライン版のCopilot)
  • 管理者パスワードの入力

Macのシステム全体に何かを書き込むわけではなく、あなたのユーザー領域の中だけで完結します。これは「試してみて合わなかったら消す」がやりやすい、ということでもあります。

Macへのインストール手順

それでは、実際に入れていきましょう。全体の流れは、「リリースページからコマンドをコピーする」「ターミナルに貼って実行する」の2ステップです。

ステップ1: リリースページを開く

ブラウザで、Skill Recorderの最新リリースページを開きます。

https://github.com/microsoft/skill-recorder/releases/latest

ページの中に、OSごとのインストールコマンドが掲載されています。macOS / Ubuntu 用のコマンドを探してください。

ステップ2: コマンドの形を理解する

掲載されているコマンドは、次のような形をしています。

# <40桁のコミット> の部分には、リリースページに書かれている英数字40文字が入ります
commit="<40桁のコミット>"; curl -fsSL "https://raw.githubusercontent.com/microsoft/skill-recorder/$commit/install.sh" | SKILL_RECORDER_COMMIT="$commit" bash

<40桁のコミット> は、リリースごとに異なる「バージョンの指紋」のような英数字です。リリースページに実際の値が入った状態で掲載されているので、ページのコマンドをそのままコピーしてください。この記事のコマンドを手打ちしたり、<40桁のコミット> を適当な文字に置き換えたりしないでください。

なぜ同じ英数字が2回出てくるのか気になる方のために補足すると、1つ目は「実行するインストールスクリプトのバージョン」、2つ目は「組み立てるアプリのバージョン」を固定するためです。両方を固定することで、「いつ実行しても、公式が確認したとおりの内容が組み立てられる」ことが保証されます。

ステップ3: ターミナルを開いてコマンドを実行する

ターミナルの開き方は、次のとおりです。

  1. キーボードの command キーを押しながら スペース キーを押して、Spotlight検索を開く
  2. 「ターミナル」と入力してEnterキーを押す
  3. 黒または白の画面が開いたら、先ほどコピーしたコマンドを貼り付けてEnterキーを押す

あとは自動で進みます。Node.jsのダウンロード、ソースコードの取得、部品の組み立て、ライセンス確認、アプリの生成まで、すべてこの1回で完了します。ネット回線にもよりますが、数分から十数分かかることがあります。

途中でいろいろな文字が流れていきますが、エラーで止まらない限り放っておいて大丈夫です。最後に「こういうショートカットを作りました」という趣旨の確認メッセージが表示されたら成功です。

ステップ4: 完成したアプリの場所を確認する

インストールが終わると、次の場所に「Skill Recorder (Source)」というアプリができています。

~/Applications/Skill Recorder (Source).app

~ は「あなたのホームフォルダ」という意味です。Finderで「ユーザ」→「あなたの名前」→「アプリケーション」と辿った場所になります。Macに最初からある「アプリケーション」フォルダとは別物なので注意してください。

2回目以降は、Spotlight検索で「Skill Recorder」と打てば起動できます。Dockにも登録できるので、よく使うならドラッグしておくと便利です。

応用: ターミナルを閉じてもアプリを動かし続けたい場合

標準のコマンドだと、インストール完了後にターミナルを閉じるとアプリも一緒に終了することがあります。それが不便な場合は、コマンドの最後の bash の直前に SKILL_RECORDER_DETACHED=1 を追加してください。

# バックグラウンドで起動し、ログをファイルに残す設定
commit="<40桁のコミット>"; curl -fsSL "https://raw.githubusercontent.com/microsoft/skill-recorder/$commit/install.sh" | SKILL_RECORDER_COMMIT="$commit" SKILL_RECORDER_DETACHED=1 bash

応用: 「知らないスクリプトをいきなり実行するのは怖い」という方へ

ネットから取ってきたスクリプトをそのまま実行するのは、セキュリティの観点では推奨されない行為です。会社のルールで禁止されている場合もあります。

そのような場合は、「まずファイルとして保存し、中身とハッシュ値(改ざんされていないかを確認する数字)を確認してから実行する」手順が公式に用意されています。

# 1. コミットを変数に入れる
commit="<40桁のコミット>"

# 2. スクリプトを一時ファイルとして保存する
script="$(mktemp -t skill-recorder-install.XXXXXX)"
curl -fsSL "https://raw.githubusercontent.com/microsoft/skill-recorder/$commit/install.sh" -o "$script"

# 3. ハッシュ値を表示して、リリースページに書かれた値と一致するか見比べる
shasum -a 256 "$script"

# 4. 中身を目で確認する(長いので、q キーで抜けられます)
cat "$script"

# 5. 問題なければ実行し、終わったら一時ファイルを消す
SKILL_RECORDER_COMMIT="$commit" bash "$script"
rm -f "$script"

ハッシュ値が一致しなければ、何かがおかしいので実行しないでください。

初回起動時の設定

アプリを初めて起動すると、Macからいくつか許可を求められます。

画面収録の許可

Skill Recorderは画面を録画するアプリなので、macOSの「画面収録」の権限が必要です。初回起動時にダイアログが出るので、指示に従って許可してください。もし見逃してしまった場合は、次の場所から手動で有効にできます。

  1. アップルメニューから「システム設定」を開く
  2. 「プライバシーとセキュリティ」を選ぶ
  3. 「画面収録とシステムオーディオ録音」(macOSのバージョンによって名称が少し異なります)を開く
  4. 「Skill Recorder (Source)」のスイッチをオンにする

権限を変更したあとは、アプリを一度終了して起動し直すと確実です。

マイクの許可(音声解説を使う場合のみ)

録画中に声で解説を入れる「Narrate(ナレーション)」機能を使うときは、マイクの権限も必要になります。ナレーションを使わないなら不要です。

ナレーションの文字起こしは、Whisperという音声認識モデルを使ってあなたのMacの中で処理されます。音声がそのままクラウドに送られるわけではありません。ただし、初めて使うときに約252MBのモデルファイルをダウンロードするので、少し時間がかかります。日本語を含む99言語に対応しています。

Copilotへのサインイン

初めて「Analyze」を押したときに、Copilotにサインインしていなければ「Sign in to Copilot」というボタンが表示されます。GitHubアカウントでサインインしてください。

実際に使ってみる: 録画からスキル生成まで

ここからが本番です。流れは「Record(録画)」「Analyze(解析)」「Review(確認)」「Create(生成)」の4段階です。

ステップ1: Record(録画する)

アプリのRecordボタンを押すと録画が始まります。

あとは、いつもどおり作業するだけです。ブラウザを開き、必要なページに移動し、フォームに入力し、保存する。特別なことは何もしなくて構いません。

録画中は、画面の前面に小さなバーが表示され続けます。ここで次の操作ができます。

  • マイクのミュート / ミュート解除
  • 使用するマイクの切り替え
  • 録画の終了
  • 録画の破棄(確認ダイアログが出ます。途中で失敗したときに使います)

最初の録画は、5分以内で終わる小さな作業がおすすめです。「経費精算に1件登録する」「特定のレポートを1つダウンロードする」くらいの粒度です。理由は後述しますが、長い録画ほどAIの解析精度が落ち、生成されるスキルも使い回しにくくなります。

ステップ2: Analyze(解析する)

録画を終了すると、アプリの左側にセッション(録画の記録)が並びます。対象を選んで「Analyze」を押してください。

このタイミングで、次のデータがGitHubのクラウドに送られ、Copilotが解析します。

  • 操作の時系列(切り替えたウィンドウやドキュメントのタイトル、開いたURL、コピーしたテキストの一部)
  • 画面の変化があったときに抜き出された静止画
  • ナレーションを使った場合は、その文字起こし

解析が終わると、右側に「全体の意図」と「順番に並んだ手順」が表示されます。

ステップ3: Review(内容を確認して直す)

AIの出力は、必ず目で確認してください。

  • 意図が自分の認識とずれていないか
  • 手順の順番が正しいか
  • 余計な操作(録画中にうっかり開いた別のタブなど)が混ざっていないか

画面上で直接編集できるので、違和感があるところは書き直します。ここで丁寧に直しておくと、次のステップで生成されるスキルの質が上がります。

ステップ4: Create(スキルを生成する)

内容に納得できたら、そこから「Skill」または「Automation」を生成します。Skillを選ぶと SKILL.md が出力され、これをMicrosoft Scout、Copilot Cowork、Copilot Studioなどのエージェントに読み込ませて使います。

人向けマニュアルの下書きとして使いたい場合は、Reviewの段階で表示されている手順をコピーして、お使いのドキュメントツールに貼り付ければOKです。

業務で使う前に必ず読んでほしい注意点

ここは、この記事で一番大事なところです。

機密情報を絶対に映さない

Skill Recorderは、画面に映ったものを「これは機密だから除外しよう」と判断してくれません。パスワード、アクセストークン、APIキー、顧客の個人情報など、映ったものはそのまま記録されます。

録画中は、次のことを徹底してください。

  • パスワードやAPIキーを入力しない、貼り付けない、画面に表示しない
  • 機密情報をコピーしない(クリップボードの内容も記録対象です)
  • ナレーションで機密情報を読み上げない

「ログイン済みの状態にしてから録画を始める」のが基本の対策です。アプリ側も録画開始前に毎回注意を表示してくれますが、最終的な責任は使う側にあります。

データがどこに行くのかを理解する

整理すると、次のようになります。

タイミングデータの行き先
録画中あなたのMacの中だけ。外部には何も送られない
ナレーションの文字起こしあなたのMacの中で処理される
Analyzeを押したとき操作の時系列、抜き出した画面画像、ナレーション文字がGitHubのクラウドへ送られる

つまり、「Analyzeを押す」という行為が「社外にデータを出す」という行為と同じ意味になります。会社の業務画面を録画して解析する場合は、データがAIの学習に使われないことが契約上保証されている、Copilot Business / Enterpriseのアカウントで使うことを強くおすすめします。個人の無料アカウントで会社の画面を解析するのは避けてください。

1録画は5〜15分の「1タスク」に区切る

「1日の業務を丸ごと録画して、全部スキルにしてもらおう」とやりたくなりますが、うまくいきません。長い録画は、AIが意図を見失いやすく、生成されるスキルも「あの日のあの作業」にしか使えない特殊なものになりがちです。

「レポートをダウンロードする」「フォームに1件入力する」のように、ひとまとまりの作業ごとに録画を分けてください。これは公式の推奨値ではなく実際に使った人たちの経験則ですが、押さえておくと失敗が減ります。

セキュリティソフトに止められることがある

ソースからアプリを組み立てる方式なので、Macの標準機能であるGatekeeperや、会社が入れているセキュリティソフトが、ダウンロードされた部品や組み立てられたアプリをブロックすることがあります。これはSkill Recorderが怪しいというより、「配布元の署名がついた完成品ではない」ことによる反応です。会社のMacで使う場合は、情報システム部門に相談してください。

更新とアンインストール

更新する

新しいバージョンが出たら、リリースページの新しいコマンド(新しい40桁のコミットが入ったもの)を、インストール時と同じようにターミナルで実行するだけです。古いバージョンはすぐには消えず、新しいものが正常に動くことを確認してから消せる設計になっています。

アンインストールする

試してみて合わなかった場合は、次の2行でアプリと組み立てに使ったファイルを削除できます。

# アプリ本体を削除
rm -rf "$HOME/Applications/Skill Recorder (Source).app"

# 組み立てに使ったソースやランタイムを削除
rm -rf "$HOME/Library/Application Support/SkillRecorder"

管理者パスワードは不要です。なお、録画したセッションのデータはこれとは別の場所に保存されているため、上のコマンドでは消えません。完全に消したい場合は、アプリの中から不要なセッションを削除してからアンインストールしてください。

よくあるつまずきと対処法

筆者が確認した範囲と、仕組み上起こりやすいポイントをまとめます。すべてを実機で再現したわけではないので、あくまで「最初に疑う場所」としてご覧ください。

症状考えられる原因対処
インストールコマンドがエラーで止まるコミットが40桁になっていない、または途中で改行が入ったリリースページからコマンドをコピーし直し、1行で貼り付ける
インストールが途中で切れたネット回線の不調同じコマンドを再実行する。途中まで取得したファイルは再利用される
録画ボタンを押しても画面が真っ黒画面収録の権限がないシステム設定で権限を許可し、アプリを再起動する
ナレーションが文字にならないマイク権限がない、または初回のモデルダウンロード中マイク権限を確認し、ダウンロード完了を待つ
Analyzeを押しても何も起きないCopilotにサインインしていない、または利用枠を使い切ったサインインする。無料枠の場合は翌月まで待つか有料プランを検討する
生成された手順がめちゃくちゃ録画が長すぎる、または途中で関係ない操作をした5〜15分の1タスクに区切って録画し直す
アプリが起動時にブロックされるGatekeeperやセキュリティソフトの制限情報システム部門に相談する。会社のポリシー次第で使えない場合もある

まとめ

Skill Recorderは、「作業を見せることはできるが、文章にするのは大変」という手順書づくりの悩みに対して、「だったら見せてもらった内容をAIが書き起こせばいい」という考えに基づいて作成されたツールです。

この記事のポイントを振り返ります。

  • 録画 → 解析 → 確認 → 生成の4ステップで、AIエージェント向けの手順書 SKILL.md ができる
  • 解析結果は人向けマニュアルの下書きにも転用できる
  • Macならターミナルに1行貼るだけで導入でき、管理者権限も事前準備も不要
  • 録画中はローカル完結、Analyzeを押した瞬間にクラウドへ送られる(この境界を必ず意識する)。
  • 機密情報を映さない、1録画は1タスクに区切る、業務利用は会社契約のCopilotで

まずは、パスワード入力を伴わない小さな作業を1つ録画して、AIがどんな手順書を書いてくるかを眺めてみてください。「自分が無意識にやっていた操作が、こんなふうに言語化されるのか」という発見だけでも、試す価値はあります。

次のステップとしては、生成された SKILL.md を実際にCopilot Coworkなどのエージェントに読み込ませて、「録画した作業をAIに代わりにやってもらう」ところまで試してみるのがおすすめです。

参考リソース

  • Skill Recorder リポジトリ: https://github.com/microsoft/skill-recorder
  • 最新リリース(インストールコマンドはここから): https://github.com/microsoft/skill-recorder/releases/latest
  • インストールの詳細・更新・アンインストール(INSTALL.md): https://github.com/microsoft/skill-recorder/blob/main/INSTALL.md
  • 窓の杜による紹介記事: https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/2130221.html
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